小野塚 カホリ

定価: ¥ 900
販売価格: ¥ 900
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発売日: 2005-03-31
発売元: マガジン・マガジン
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残酷的な美しさと…
神秘的なまでの美しさで人の心を引きつけ、自制心を失わせる。
最後の方は涙ぐんでしまい、
また最初のページに戻り一気に読みました。
その「光景」を見、
「主人公」は罪悪感の裏側に、
縄に操られる美少年の美を感じてしまいます。
痛いほど切なすぎる…!!なんだこれは!
!
これは、もう…
私は今までBLを読んだ事がありません。原作も読んでいないし、ついでに言うと小野塚さんの作品もこれが初めてです。
読み終わった後は涙が止まりませんでした。漫画で泣いたのは久しぶりです。皆さん仰ってますが、まさかこんなに哀しくて痛々しい話だとは……。一応、ある程度実話のようですが、世代的に私には登場人物達の言動は理解できませんでした。悲惨すぎますよ、こんなの。ただ菊雄は本当に魅力的でした。
誰か映画化とか…して…くれないですかね…? ただ、この作品がBLにジャンル分けされるのは許せません。
まずは表紙を見て下さい。
表紙の、まさに「美少年」に一瞬で強く引き付けられたこの本との出会いは、忘れられません。
おそらくこの先も、一目でこんなにも心をうばわれる表紙には、出会えないでしょう。
なんというか、恋におちたかのようでした。
萌えーとか美しいなーとかってのじゃなく、なんとも言えない生々しい感情がわきあがってきたのです。
当時はBLに抵抗があったため、すぐには購入しなかったのですが、表紙の彼がどうしても頭からはなれなくて、やっぱり結局、手に入れました。
中の漫画を読む前に、原作が性的な私小説であるということや、あらすじは知っていたので、ある程度覚悟して読みにかかったのですが…えぐいほどの内容、結末に、呆然としてしまいました。
なんなの?これ?なんで菊雄はこんな目にあわなきゃいけないの?と悲しくなりました。
でもこれじゃ現実を突き付けられた子供の反応だ…悲しくなっても仕方がないんだ…ともわかってはいるのですが…。
未だにどう受けとめていいのかわからないまま、何度も読みかえさずにはいられません。
ただ、表紙の菊雄は、出会ったときのままの鮮やかさです。